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<<   作成日時 : 2013/10/13 10:51   >>

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核時代の悲劇の語り部としての日本


今、大きな雪崩(なだれ)現象が起きています。これは原発推進だった世論の方向性が、原発ゼロや廃炉に向けて大きく動き出していることを意味しています。しかもそれは加速度的に・・・この現象は、時間がたてばたつほど急激な変化を巻き起こしていくことでしょう。                                                                                     2年前の3.11以降、原発放射能の影響は、現実に次々と現れ始めており、2年たった今、福島の子どもたちに、甲状腺ガンが異常な数値で増え続けていることは悲しい事実です。そして高濃度の汚染水にも、なんら抜本的な対策は取られず高濃度のまま太平洋に垂れ流しにされているのです・・・日本人の約8割は、「安倍首相の「原発はコントロール下にある」という言葉を全く信じてはいません。しかしこれら日本人も、オリンピックの開催だけは無条件に喜んでいるのです。これはどういうことを意味しているでしょうか?                                                                         日本人の正義感とは「建前と本音の世界」ですね。建前では、首相の虚言を厳しく批判しても、本音ではオリンピックの開催を心から喜ぶ・・・つまりオリンピックは日本人にとって文化というよりも、「経済」を意味しているのです。オリンピックの開催のためなら、首相の虚言もあえて許そうとする文化を築いているのです。そして原発廃止が実質的に経済に影響を与えないようであれば、日本人は競って原発廃炉に向かっていくでしょう。要は実質的な利益を重んじる日本人が存在しているわけです。そこには倫理的な側面は非常に希薄です。27年が過ぎたチャルノブイリ原発では、すでに100万人以上の人々が犠牲になっているそうですが、日本人はこうした事実には心も体も動かしません。ただただ「金」の力、「経済」の力を信じて動いていくのです。ドイツのように倫理で動く存在は、希薄なのです。

そうであるならば、今、日本は、ドイツが行ったように、循環型の社会の創出に向けて、ただただ経済の再生に向けて全力を尽くして進むべきですね。日経新聞の報道によると、「再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度(FIT)の開始から1年間で運転を開始した設備容量が、すでに大型の原発3基分に相当する366.6万キロワットだったと発表しています。これは、わずか1年で再生可能エネルギーの発電容量が15%以上増えた計算で、新規導入のうち95%を太陽光発電が占めているそうです。パネルの設置が容易な太陽光と比べて風力発電は大きく出遅れているそうですが、日本には波力、地熱、バイオガスなど無限の開発の方向性があるのです。

日本が、たった1年で366万キロワット(原発3基分)の自然エネルギーを作りだしたことを考えれば、この10倍もの自然エネルギーをこれから創出すれば、原発などは日本では完全に無意味なものとなってしまうのです。これまで原発に振り向けてきた膨大な予算を、再生可能なエネルギー開発と環境にすべて振り向けていくべきです。そして、政府や東電による「再稼働を断じて許さず」、超党派によって、原発をゼロに追い込みましょう。

そして結論的に言うならば、たとえ日本がそういう方向性をたどっても、中国やインドなどは決して政策を変えることもなく、原発の増発にますます拍車をかけていくでしょう。これは全地球環境にとっては怖ろしい脅威です。しかしこれらの国々の世論も、日本の凄絶な体験は決して無視することはできません。そのためにもお、これまでの日本の体験をどのように全世界へ、包み隠すことなく事実を伝えていくかです。                                                                                    

日本は、いろいろな意味で21世紀の語り部になっていくのです。


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