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zoom RSS 3月19日の第1回絵地図分析特別ワークショップ (ジャズ音楽とコラボ)へのご案内

<<   作成日時 : 2011/01/12 18:26   >>

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絵地図分析とは、言葉と絵とデザインを使って自分自身の内面の絵地図を作成するというもので、自分自身の顔を映し出す鏡を作り出すような作業です。その基本的な哲学は、「この地球上ではだれも自分自身に一番興味を持っている。しかし誰も自分についての生き方を真剣に教えてはくれない。」ということから出発したものです。こうした不安な時代、誰しも航海図を欲しがるものですが、それは自分自身の偽りのない欲求や現実などの問題を本音で作成していくものです。つまり自分自身の問題を把握するところからすべて始まるのですが、問題をきちんと把握することは、結局は解決に向かうことになるのです。

ー日本人の創造性や思考力を育てるにはどうしたらいいのでしょうか?
ーそしてたくましくたのもしい日本の子どもたちの学力や想像力を育てるには?
ー学力とはなにを意味しているのか?
ー人間を元気にさせることができるものはなんでしょうか?
ーいじめや学級崩壊を乗り越えるためには?

ジャズ音楽と第1回絵地図分析特別ワークショップ
とき:    2011年3月19日(土曜日) 午後6時半ー10時
ところ:   中目黒GTプラザ 
主催:    国際識字文化センター(ICLC)
先着20名に限定: iclc2001@gmail.com
       締め切り1月中     
参加経費: 2900円(材料費込み) ICLC会員は2000円

ワークショップの背景と目的:



今の教育界は、現場の教師や子どもたちに自由な創造性への裁量を与えず、自由な思考や体験を伸ばすことを全くしてこなかった悪しき日本式教育のつけがすべて出てきているのが今日の姿ではないでしょうか。こうした教育空間では、日本の再生も世界への貢献もありえず、絶えず「長いものに巻かれろ」という思考や創造力だけが、不況の中でたくましく育っているように思います。

これを打破するには、OECD学力調査で世界一のフィンランドの教育方式はある参考になってきますが、それだけでは日本ではこうした能力は育たないように思います。日本人の風土にあった創造教育が必要で、それはICLCが開発した「絵地図分析ワークショップ」という先の時代に先行した方式です。これはすでに日本、韓国、インド、中国などでワークショップが多数開催されており、大きな成果を出しているものです。

それは具体的な問題を提示し、自由に自分を取り巻く環境から具体的に考える創造時間を通じて、「自分だったらどうするか?」という徹底した思考力や読解力を育てる教育で、それは今日世界的に広がりを見せているフィンランド方式と類似しているとも言えます。しかし類似しているのではなく、これをさらに先行する創造力をもっています。

ICLCが推進している絵地図分析(PMA)という独創性を通じて、個人やグループで、自由で独創的な読解力を楽しみながら短時間に創造力を身につけることができる画期的な創造教育。結局、たくましき人間力をもった子どもたちを育てていくには、学力という狭い範疇ではなく、「他人を理解する耳と、異なった意見を常に統合しながら、新しい分析能力を作り上げて実際的な行動力ーこれこそが今の日本や世界で求められている「人間力を通じての学力」そのものではないかと思います。


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1) 寓話を書いたことがあります。その物語のストーリーとは、「人間は言葉と手を使って宇宙のなかで華麗なる文明を築いた。そのため他の惑星の住人が人間の言葉や両手の実態を見学にやってきた」 しかし結局、かれらが地球上で見た人間の文明とは、「言葉と両手の使い方を誤ったために、結局は憎しみや破壊や戦争の文化を築いて、終には文明が滅びてしまった。」という悲劇的な物語です。

考えてみると私たちの言葉は、使う方向性や使い方を誤ると、剣のようにひとの気持ちを切裂いてしまったり、矢のようにひとの心に突き刺さって、簡単に人の心に地獄絵図を作ることができるのです。何気なく教師の放った言葉でも、子どもたちの柔らかい胸には鋭い矢のように突き刺さってしまうことも、しかもその子どもたちの中にはその突き刺さった矢を抜こうともせずに復讐を考えたりもすることもあるのです、それは親子関係でも、友達関係でも、国際関係でもすべての面で同じようなことが言えるのです。

しかし、反対に人を生かしていく言葉は、精神的にも苦悩のなかにいる人々を国境を越えて元気づけたり、わずかの言葉でも恋愛のように人を生き生きと蘇らせていくものです。しかし現代では、言葉の本来の役割である「人と人を結ぶ大切なコミュニケーション」がだんだん忘れられているような気がするのです。機能的に陥りすぎた言葉、無感覚な言葉、仲間内だけの言葉、自分の目的だけに引っ張りたい言葉などが氾濫し、人と人との深いコミュニケーションや自分自身の表現方法についても余り関心が払われていないように思うのです。

私はこれまで30数年間、ユネスコ活動などで識字教育を行ってきましたが、それらの現場での成功例と失敗例をもとに、現在「絵地図分析」という新しい自己発見のワークショップを国内外で開催しています。それは、近年、「人の言葉を聞くこと、自分を表現できる力、あるいは文字や絵で伝える表現力の強化などさまざまなコミュニケション能力」などが、子どもたちの存在や日常から非常に希薄になり、大人を含めて「自分がどこにいるのか?どこに行こうとしているのか?いったい何をしたいのか?」といったことで大きく揺れて不安の中で自分探しを痛切に求めていることを知ったからです。


2.絵地図分析のはじまり
絵地図分析の原初は1970年代に始まり、1980年代はアジア・太平洋地域のユネスコのワークショップの中でさまざまな参加分析NP法が普及され、2001年から本格的に日本の学校などでも実践されることになりました。それは悩みや煩悶に囲まれている子どもたちが自らの生き方を客観的に分析しながら、友だち、家族、先生、社会との関係を文字と絵を使って、問題に気づき、解決法を見つける方法を試みたものです。そのため東京都の公立小学校の諸先生の協力をえて、これまで数回の絵地図分析の授業を行ってきました。学級崩壊があり、全体にまとまりのないクラスが、絵地図分析が始まったらみんな一生懸命に我を忘れて絵地図制作を開始しました。


これはワークショップに参加した子どもたちの感想文です。

― ぼくの絵地図ができたときに体の力がぬけてらくになった。      (12歳の男子)

―  自分が今、思っていることを何でも絵地図に表そうといっしょうけんめいにやった。今まで味わったことのない感覚を体験した。自分を見つめて自分のいいところや悪いところがどんどん見えてくるような気がしてどんどん手がうごいた。とっても不思議な感覚で、自分でもどんなことをどんな風にかんじているのかが、よくわからなくなってきてしまった。でも自分自身のことをよくわかれるようになれた気もした。また作ってみたいと思った。こんどはもっと広いはんいのものも書いてみたいなあと思った。友達が作ったのを見て「ああ、この人はこんな人なんだ。」というのが感じられた。自分が発表するとき、みんなも「この人はこうだ。」と感じとってくれたのでとてもうれしかった。家で絵地図を見ながら深刻に考えたり笑ったりしました。楽しかったです。 (12歳の女子)


― 今、自分の考えていることは全部努力すればできそうなことなので時間がどれだけかかっても自分の考えていることができるようになりたいです。 (12歳の女子)

― 私は絵地図のワークショップをやって、あらためて自分の思っていたことがよくわかりました。例えば、私は自分の夢ややってみたいことがとても多かったのです。私は自分について絵地図をつくったのは初めてだったので、最初はどういうことを書けばいいのか、初めはわからなかったけど・・だんだんよくわかってきて、楽しくなってきたのでとてもよかったです。私はできた絵地図を家に持って帰って、家のなかで一番見やすい所においてときどき見ました。そしていろいろ考えながら見ていると楽しいことがうかんできたりしました。私はこれを書いてとてもよかったなと思いました。    (12歳の女子)


― 自分の好きな絵地図を作っているから頭の中にどんどん島がうかびあがってきて楽しかった!いっぱい浮かんできたので多すぎて、書き入れられなかった。でも半分以上は書き入れられた。空いている所に女の子の絵を書き入れたら、絵地図がとてもカラフルになった!!その女の子のふきだしにセリフを入れたら、空いている所がほとんどなくなって楽しい絵地図になった。いろいろな島ができて、本当の絵地図になったよ。白い画用紙から・・・・絵地図へ       (12歳の女子)

― 絵地図の中のダメダメ島という所に書いてあったことがよくできるようになった。けんこう島には自分は朝、起きれないと書いたけど、じぶんで努力していたら、すっきり起きれるようになった。  (12歳の男子)

― 自分のいやなところもいろいろあったが、自分はいろいろの夢をもっているのがよくわかった。絵地図が終わったあと、いろいろな目標ができた。やりたい目標について次は「どんなやりかたをすればできるんだろう」と考えました。       (12歳の女子)

― 最初やり始めた時は、なかなか自分の世界に入れなくて、やる気がなかったりしていたけれど、やっているうちに自分の好きな事やショックな事がうかんできて、ちょっとは自分と向き合うことができました。書いているうちに、今の自分は一体なんだろうかと思いました。家に帰ってからも全体をながめていたら、自分の目標が少ない事に気がつき、これから目標をどんどん増やしていきたいと思いました。(12歳の男の子)



人は誰でも人生や社会の中で、自分自身の居場所や明瞭な地図を作ろうと試行錯誤しています。
地図があれば、今いる居場所を確かめることもでき、人生や社会の東西南北をはじめ、生きて行くべき方向が明瞭に見わたせるからです。人はだれでも複雑な問題や悩みにも遭遇しており、これを解きほぐしながら道を見つけ出していくのは容易ではありません。そのため、この方法は、人間の心理に基いて作成していく心理地図の分析方法のやりかたです。これは長年のユネスコ(国連教育科学文化専門機関)活動、国際教育、創作活動の中から生みだされたユニークな創造教育の方法です。これまで多数の国で実践されてきました。それはそれはおもしろい方法です。

今回は、参加者は、問題に向けて、文字、言葉、文章、絵、図、地図、コラージュなど(たくさんの色彩で)表現していきます。


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