識字は、生存に必要な人権教育   その1

アジア・太平洋地域の識字教育に約30年間たずさわった経験から痛感するのは、最も深刻な影響を受けている非識字者の約70%以上を占めるアジアやアフリカなど途上国の子どもたちや女性たちである。特に女性の非識字者が増加しているのは、これからの世界を考えるとき、深刻な事態を予想させる。 アジアの農村へ行くと、女性は育児、生活、教育、生産、経済など…
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識字は、生存に必要な人権教育   その2

紙を漉くことと識字活動 三番目はコミュニティのおとなに効果的な識字教育を推進することであった。おとなの識字とは、毎日の生活向上をはかるために実際に役立つ知識、情報、技術を具体的に生活の中で活用する能力を意味している。だから、知識や情報は生活のための収入向上や環境の改善など現実に結びつくものが必要だ。とくに女性が果たしている役割は大…
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下田市は、「唐人お吉」といった差別用語を撤回すべきではないか!

日本最初の開港地である静岡県の下田は、幕末の歴史の中で非常に重要な役割を果たした。美しい港町だ。しかし驚いたことに下田ではいまだに「唐人お吉」(とうじんおきち)という差別的なニュアンスをもった呼称を相も変らず使用していることである。「唐人お吉」の彼女の本当の名前は「斉藤きち」であり、今日で「唐人」という歴史的な呼称を彼女の名前に冠して使…
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アフガニスタンやパキスタンなどが直面している最も基礎的な課題

文字というのは実に不思議なものです。文字を使うと、簡単に紙片に知識や情報を貯蔵できるのですから。例えばパピルスという植物で作った紙に記された古代エジプトの3千年前の出来事だって文字が読めれば簡単に理解できます。人間の社会は、緊密なコミュニケーションによって成り立っていますが、 これには言葉や文字、記号、写真、絵図、動作、映像な…
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なぜ天安門に、毛沢東の肖像画よりも大きな 青銅製の孔子像が建てられたのか?

1982年、ユネスコが中国で初めて開催したアジア8か国の代表による識字教育の視察団として、私は日本から唯一の参加者として北京に行った。それは中国が開放政策を始めた矢先のことであったので、一行は北京では人民大会堂で、政府の歴々と会談するなど最上級のもてなしを受けた。 視察には、地方都市が含まれており、孔子の生まれた曲阜の孔子の家への…
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子どもを救え!国会はいったいなにをやっているのですか?

測定と除染に立ち上がって頂きたい!それなくして親の安心はない!」 東京大学 児玉教授の厚生労働委員会での質疑http://savechild.net/archives/6135.html 「私は東京大学アイソトープ総合センター長の児玉です。3月15日に、大変に驚愕しました。私ども東京大学には27箇所のアイソトープセンターがあ…
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今年は、セミの鳴き声がしないですね

今年は、セミの鳴き声がしないですね。もう7月20日ですが、一晩ほど、都立大学駅前の桜並木で煩いほど鳴いているのを聞きましたが、それ以降は全くありません。ネットでは、これは放射能のせいとか、地震の前触れ現象であるとか、さまざまなことがささやかれていますが、実のところはよくわかりません。 とにかく3.11以降に、日本列島では想像できな…
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広島の原爆から学ぶ福島の原発事故

私は最近、広島で原爆投下を記念した平和博物館を訪問する機会があった。その中で私の大きな関心事は、「ヒバク」について学ぶことだった。放射能被爆ーこれは3月11日の福島原発の事故以来、4基の原発の炉心熔融が、おびただしい放射能を大気や、海や、大地に撒き散らしている深刻な状況が続いていた。 2011年4月19日現在も、この深刻な事態は同じよ…
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現代の深刻な課題と国際識字文化センター(ICLC)について

国際識字文化センター(ICLC) は、21世紀が抱えている最も深刻な課題に向けて、教育や文化の領域をより広く、深く、人間的な空間としてとらえながら、グ ローバルな実践を通じて世界全体の幸せにかかわっていくことを目的として、1997年5月、5カ国(日本、インド、韓国、中国、米国)の有志によって国際NGOとして東京に設立されたものです。…
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自分を嫌う子どもたちー自分とはなに?どこから来て、なにをして、どこへいくのだろう?

日本の子どもに「自分嫌い」が増えているという。なぜだろう?これは日本人に関する生き方や社会のありかた、そしてコミュニケーションについて深刻な課題になりそうだ。 それは日本社会の文化や人間関係などが、学校社会を含めて「自分自身の尊厳を大切にする、あるいは重要視する」教育を全く行っていないからだろう。日本の教育では、「自分自身」とか…
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ICLCが開催した中国、韓国、日本でのワークショップからの体験

今、子どもたちが直面しているさまざまな課題について、ICLCでは絵地図分析という参加型のワークショップを、これまでさまざまな国や場所で開催してきた。最近は、原発で被災した避難者が生活している福島県のいわき市で、5月と6月の二回にわたって絵地図ワークショップ行った。この詳しい内容について、ICLCで報告したいと思っているが、今回は日本、韓…
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「いのちてんでんこ」の本当の意味をこのように考えました。

「津波てんでんこ」、「命てんでんこ」の本当の意味を知っていますか? 津波が襲来したとき、親子であっても人のことは構わずに、自分の命を大切にして、それぞれてんでばらばらになって高台に逃げ出すことを意味していますが、それだけではありません。その本当の意味を、私は岩手県両石町の被災地で実際に聞いたことです。 避難所に逃れるとき、…
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時代に挑戦するヒューマン・リテラシーと国際識字文化センター

国際識字文化センター(ICLC) は、21世紀が抱えている最も深刻な課題に向けて、教育や文化の領域をより広く、深く、人間的な空間としてとらえながら、グ ローバルな実践を通じて世界全体の幸せにかかわっていくことを目的として、1997年5月、5カ国(日本、インド、韓国、中国、米国)の有志によって国際NGOとして東京に設立されたもので…
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名古屋での子どもの講演会「絵本と物語が伝えること~アジア15カ国の教育活動から~

企画展連動イベント第2回 絵本と物語が伝えること~アジア15カ国の教育活動から~ 日時: 6月18日(土曜)13時30分から15時30分 会場: なごや地球ひろば 主催: JICA中部 30年間、ユネスコやJICA、NGOでの活動を通じて、ユニークな識字教育や創作活動を行ってきた感動的な体験を、絵本や多種多様の識字…
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ICLCは、現在、福島、宮城、岩手などの被災地で紙芝居やワークショップなどを行っています。

国際識字文化センター(ICLC)は、3.11以降は、現在、福島、宮城、岩手などの津波と原発の被災地にて、子どもや大人を対象とした紙芝居、語り、心のケアのための絵地図ワークショップなどを行っています。 私は、福島、宮城、岩手の被災地で、自動車ではなく、自らの足でひたすらに歩いた。これが良かった!車の窓から見える風景は本当のものはつか…
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世界から絶賛された「大亀ガウディの海」の語りが、5月14日に開催されます。18歳以下は無料です。

今春最高の語りー古屋和子の語り+野中かつみ「大亀ガウディの海」ー石棺ー2050年の原発     魂のうた ソナム・ギャルモ 出演: 古屋和子(語り手)+野中かつみ(バッファロードラム・インディアンフルート) ソナム・ギャルモ(うた) 日時: 2011年5月14日(土) 開演午後6時30分~午後9時頃 (午後6時15分開場)…
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人類の炉心の溶融が始まった2011年

2011年、地球の東西で、人類の炉心が溶融しました。東では、福島の4基もの原発溶融事件です。これが与えた影響は、チェルノブイリ原発以上の大きな後遺症を残しそうですが、考え方によってはこの事故によって現在のエネルギー政策の大転換が行われていく可能性があります。しかしインドや中国を始め、新興国などは聞く耳を持ちません。さらなる炉心溶融の大事…
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なぜ原発や戦争で当局発表の数値は、それぞれ異なっているのか? 

2008年、ミャンマーの軍事政権は、反政府デモの人数を約4千人と発表していましたが、事実は、約4万人の参加者でした。福島原発では、3月11日以降に何が起きていたのか?放射能の数値は計器の故障のため調べられなかったといってますが、事実を知りたいものです。恐らく公表できないような数値だったのでしょう。 事実の公表が、なぜこんなに発表内…
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今春最高の語りへご招待ー古屋和子の語り ー5月14日(土曜日) 「大亀ガウディの海」

今春最高の語りー古屋和子の語り+野中かつみ「大亀ガウディの海」ー石棺ー2050年の原発     魂のうた ソナム・ギャルモ 出演: 古屋和子(語り手)+野中かつみ(バッファロードラム・インディアンフルート) ソナム・ギャルモ(うた) 日時: 2011年5月14日(土) 開演午後6時30分~午後9時頃…
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識字の原点とは? 伝達することー表現することとはなにか?

9月24日の天声人語を読んで感動した。その記事は、向田邦子さんが書いた文章をネタにしたものであるが、その記事の主人公は、向田邦子さんではなく彼女の妹と父である。向田さんの父は、さすが。この父にして、この娘あり。娘を思う父の愛情があふれている。 天声人語の一節を抜粋すると、 「戦争の末期、妹を学童疎開に出した思い出を向田邦子さんが…
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