国際識字文化センター (ICLC)

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zoom RSS 海の環境を考えて行動を起こす「絵地図分析ワークショップ」が日中韓の専門家たちによって開催された。

<<   作成日時 : 2009/12/21 15:24   >>

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このワークショックは、2009年12月13日14日に、東京表参道のウイメンズプラザで二日間にわたって開催されました。ICLC国際識字文化センターによる主催(日韓文化交流協会の助成)で、日本・韓国・中国の三か国による絵地図分析のワークショップの様子です。http://www.youtube.com/watch?v=S-cFSSnbxsI

参加者は、3カ国から14名の絵本作家、編集者、画家、デザインなどを専攻する専門家や学生などでした。
2009年には、(1) 南インドのダリっと子どもたちを対象にシャクティセンター、(2) 中国の南京師範大学院生、(3) パキスタンの国立ラホール女子大学の教授と院生、(4) 韓国のソウル市のMIZYセンターなどでICLCと共同開催されました。


21世紀に入って、世界各国の飲料水、河川、湖沼、海洋など「水」を根源とする生物の住的環境は極端に悪化しており、人間を含めて生物の生存は極めて深刻な環境に追い詰められています。これは主として、(1)生活排水(2)工業廃水(3)海洋投棄(4)農薬汚染などから発生しており、特に海洋に囲まれた日本や韓国や中国などは、工業排水や生活排水、農薬汚染などによる河川の深刻な汚染が進んでいます。そしてこれは限られた地域環境から地球全体に広がっています。


また現代社会が生み出す様々な有害化学物質や、原子力発電所など核施設から発生する放射性廃棄物、アルミナ工場から出る赤泥(せきでい)、廃棄物処理場や鉱山などから流出する水銀などのたくさん汚染物質も海に大量に捨てられ、流れ込んでいます。これらの汚染物質は、長期にわたり海洋に残り、海流に乗って世界全体に広がり、汚染物質は魚やクジラや海の生き物などの体に蓄積し彼らの生命を脅かすだけでなく海洋生態系の全体を破壊し、食べ物を通じて人間の健康や生命が危険にさらされています。


国際識字文化センター(ICLC)は、古来から密接な繋がりのある日本、韓国、中国などの近隣諸国の絵本の関係者が集まって、共同で「命の水と海洋の生き物」という課題を「絵地図分析」という手法で議論や制作を行うワークショップを開催します。これまでICLCは、平和絵本のプロジェクトを通じて、インドとパキスタンの絵本共同制作や汚染されたインドとパキスタンの河川の絵地図分析ワークショップなどを開催しています。


今回のワークショップは、日本、韓国、中国の特に青少年を対象にした学校教育やノンフォーマル教育の現場で使用される実際的で視覚的な環境教材(絵地図による自由なフォーマット)の製作を目指しています。
3カ国の専門家のそれぞれの知恵と経験で自由に討議しながら制作し、可能ならば実際の場でも使えるような教材を創作するワークショップにしたいと考えています。今回のワークショップで、実際に制作される絵地図を第一次原稿とし、さらに検討・修正を加えた後、最終的には3カ国による共同絵地図を印刷し、配布することを目的としています。

この環境教材製作ワークショップでは特に:
1)  日本、韓国、中国の特に絵本や環境に深い関心をもつ作家やイラストレーター、編集者などが参加して共同制作する。
2)  特に水、河川、海といった環境について、生物保護の観点から現実を踏まえて議論し、3カ国が共同で活用できるような視覚的な絵地図制作を行う
3)  これまでにパキスタンのラホール女子大学、中国南京師範大学、韓国MIZYなどで利用した河川の汚染や人生マップなどについてのICLCの絵地図分析の手法などを採用してワークショップを行う
4) 最終的には助成を得て絵地図を制作し、印刷刊行して広く活用する。


今回の制作予定の絵地図は、日本、韓国、中国の汚染された海洋に関係する生き物がどのような状況に置かれているかを表現しながら、そのためには「水」や「海洋」の浄化にどのような協力が行われていくべきかをイラストで表現します。この目的と内容は、ワークショップで議論して決められます

出来上がった環境の絵地図をどう分析して、次のアクションにつなげるかが最大のポイントです。どんな絵地図でも分析のしかたによって、結果や行動は異なってくるのです。同じように見える世界でも、解釈が異なると、全く違った結果となるのです。そこに絵がもっている可能性や分析の意味が問われてくるのです。

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                  柳在守さんのプレゼンテ―ション

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絵地図は、全体の中での関係性を、文章や絵やデザインで構成していくので、集団心理としての思考も形成されます。結果としての絵地図を分析することが最も重要ですが、この絵地図製作のプロセスが最もユニークな想像と思考の脳幹トレーニングとなります。ICLCが独自に開発して、世界に広がっている教育方法です。


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                  ワークショップの全参加者 (3カ国14名) 




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