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zoom RSS 最も刺激的なインドとパキスタンでワークショップに参加したーICLCの2009年5月ワークショップ

<<   作成日時 : 2009/06/07 00:30   >>

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日本を5月10日に出発してから連日猛烈な忙しさ、あっという間に23日までに、インドの最南端のタミールナドゥー州でワークショップなどを終えました。インドは5月15日から23日まで、タミールナドゥー州のDindigulというところで約250名のダリット(アンタッチャブルと呼ばれる最下層の子どもたち)を対象にワークキャンプを行っていました。

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8歳ぐらいから16歳ぐらいの子どもたちですが、このワークショップを共同で主催したキリスト教関係のシャクティセンターの修道女たちとICLCは共同で、ワークショップを行い、そのうち約70名を対象に、私と黒川氏は絵地図分析や創作ワークショップ、紙芝居、ストーリーテリングなどを行ったのです。これは4日間も続きました。こうした長い期間、直接子どもたちと接したのは、私には初めてのことでした。

これに対してどのような反応が子どもたちからあったか? これは大変おもしろくいい経験になりました。何度思い返しても、無上に面白かった。子どもたちは、生きる喜びを見つけるのに必死ですからね。
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また日本の紙芝居がもっている課題も深刻に感じました。ここではこれらの子どもたちにそれぞれ課題を出して、それについて自由に物語を作り、発表してもらったのですが、なんという素晴らしい創造性や底抜けの明るさを持っているのか、毎日多くのことを彼らから学びました。

いろいろなこともわかりました。彼らの心理面が浮かび上がってくる絵地図分析では、彼らが村で、直面している深刻な課題を自由に書いてもらったのですが、なんと驚いたこと約2割の子どもの父親や母親が、HIVエイズで死亡している事実でした。そして参加した2割の子どもたちもエイズの陽性にあるということでした。


村の中でも徹底して差別を受ける子どもたちが、こうしたキャンプの中でいかなる作品を作り、こうした結果をどのようにシスターたちが多くの困難な状況に直面しながらも、希望を作り出す努力を続けているか、これをどのように評価しフォローしているのか、その真摯な取り組みにも驚きました。またインドのカースト制度の現実は、少しずつ変化しながらも、社会の中に強固にいき続けている事実でした。それは上位カーストとダリットたちとの村での暮らしを見れば、一目瞭然です。

日本の紙芝居や絵本が、彼らにどのような評価を受けたか、とにかく多くの発見と感動続きのワークショップでした。それは帰国してから詳細にお伝えしましょう。

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そして5月23日には、空路パキスタンのラホールに到着しました。空港には大学の車が出迎え、外国人用の宿舎に寝泊りしながら、国立ラホール女子大学で絵地図分析によるワークショップを環境科学部で開催しましたが、ようやく昨日それが終わってホットとしたところです。じつに刺激的なおもしろいワークショップでした。

現地の視察では、汚染されたフデアラ河の上流を上って、インドとの国境約1キロまで近づいたことです。毎日、詳しく報告したいと思いながら、疲れの中で、今の状況をどのように説明したらいいか考えていたのですが、とにかくこれらのことだけでも1冊の本が書けそうです。

今回の大学で行った絵地図分析の主要な議題は「インドから流れてくる汚染のフデアラ川の工業排水による汚染をどのようにインド側と協力しながら解決するか」というもので、これはカシミール問題以上に難しい課題ですね。しかし、この汚染された川の水を飲む数万頭の水牛のミルクがラホールに配られ乳幼児や妊婦たちにも配られているのです。

これについて5つのグループに分かれて、原因や対策などの絵地図を作成したのですが、2つのグループのひとつは、この問題の意味するものについて10名の教授たちによって、3つはその具体的な解決法について学生によるものでした。




5月27日は、環境科学部の主だった教授たちが集まった会合で話をするように求められ、約30分ほど話し終えて質問を受けていたとき、突然大きな爆発音とともに窓ガラスや机が震えたのです。

学部長が「自爆テロです!」と叫んで戸口を出て行くと、今回の招致を行ったアテック教授が「ここにいて下さい。外の様子を見て来ますから」と言って出て行きましたが、教授会も騒然とした雰囲気。外ではサイレンが鳴り、

この大学は女子大なので、ほとんどが女性の教授たちで、かなりの教授たちはワークショップで顔見知りでしたがみんな蒼白、タリバン系の脅迫によってスワットからの難民が300万人を超えると言われる現実が、キャンパスの中まで迫っているようです。

とにかくパキスタンがかかえている状況は深刻なものです。 結局判明したことは、ラホールの警察署が自爆襲撃を受けて、約30名の警官や市民が殺され、200名以上が負傷したそうです。その地点は約1キロぐらい、これによって今日の午後の内務省での会合などはすべて、キャンセルとなりました。

これからは大変なことが予想されます。それはパキスタンがイラクが抱えていると同じように深刻な状況になるということですね。アフガニスタン、イラク、パキスタンへと戦場が広がっている状況です。こうした状況の中で、ボランティアによる国際協力活動とはなにか?どのようにすべきなのかは大きな深刻な課題ですね。

明日はラホールを出発して、ファイサルバードにある刑務所の中に設置した子どもたちの図書館(キラン図書館)と訪ねる予定です。そしてそのあとはイスラマバードまで車で約5時間かかって、2箇所の図書館を視察してラホール経由で東京へ帰る予定です。

そして6月4日深夜、無事に日本に帰ってきました。今回ばかりは、帰国にホットしましたね。


* 嬉しい発見は、インドの国立文学アカデミーから、新たにタミール語とテルグ語で、小生の「びっくり星の伝説」が翻訳刊行されていたのは、嬉しい発見でした。インドでは、これで7言語目です。そして「ガウディの海」のマラティ語版が、ムンバイの出版社から翻訳出版されていたことです。これは海洋汚染を扱った創作です。 (田島)





2009年5月27日
ラホール中心部で自爆テロ、死傷者多数 警察の建物標的 (CNN)


パキスタンのラホール市で起きた車爆弾テロの現場イスラマバード(CNN) パキスタン東部ラホール市内で27日、武装集団による襲撃と自動車を使った自爆テロがあり、爆発で警察の建物1棟が倒壊した。緊急事態対応班が入る建物内部には当時200人以上がいた。

死亡者数は情報が錯綜しているが、少なくとも23人が死亡したとみられる。がれきの除去作業が進めば、死亡者が増える恐れもある。犠牲者の多数は建物内にいた警官、職員らしい。負傷者は250人以上。

パキスタン治安当局者は記者団に、警察は既に容疑者1人を逮捕した、と述べた。テロ実行犯の組織的背景は不明。パキスタン軍は今月に入り、北西辺境州に拠点があるイスラム強硬派勢力タリバーン系の組織の掃討作戦を本格化させている。タリバーン系はこれまで、アフガニスタンへの越境攻撃のほか、掃討作戦に反発しパキスタン内でテロ攻撃も重ねている。

地元のジオテレビが複数の目撃者の発言として伝えたところによると、爆発は同市警察本部と高等裁判所に近い道路で発生した。警察の建物に武装集団が手りゅう弾を投げつけ銃を発砲した後、爆弾を積んだ車がフェンスを突き破って建物に激突し、大規模な爆発が発生した。推定約100キロの爆発物を使ったともみられる。警備の警官と銃撃戦もあった。
建物倒壊のほか、数十台の車や警察本部を含む複数の建物にも被害が出た。
ラホールでは今年3月、武装勢力が警察訓練施設を襲撃。スタジアムに向っていたクリケットのパキスタン代表のバスが、武装勢力に銃撃される事件もあり、運転手1人と警官6人が死亡、少なくとも選手8人が負傷した。



朝日コム
パキスタン首都で自爆テロ、警官2人が死亡
2009年6月7日1時27分

 【イスラマバード=四倉幹木】パキスタンの首都イスラマバードで6日、警察施設を狙ったとみられる自爆テロがあり、地元テレビによると少なくとも警察官2人が死亡、4人がけがをした。首都警察によると6日夜、警察の緊急通報受信施設の裏の壁を乗り越えようとした自爆テロ犯に対し、警備の警察官が発砲したとたんに爆発したという。



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